日本の3大義務のひとつ”納税”
働いている方なら全員が納めなくてはいけない税金。
納税って転職したらどうやって切り替わってるの?
なんて疑問に思ったことないでしょうか。
私は7年間会社員として、お給料をもらいながら生活をしていました。
その給料から毎月引かれている税金ですが、どんな種類がありいくらくらい支払っているのか正直はっきりとは理解していませんでした。
これってすごいですよね!?
自分でも知らず知らずのうちに義務として支払っていた税金、
自動で給料から引かれ、訳も分からず支払っている。
このシステムは国からしてみればかなり優秀ですね(笑)。
ちょっと話がそれましたが(;^ω^)
この自動引き落としシステムが転職するタイミングと重なってしまうと、自動で引き落としされないことがあるんですよ!
今回は、自動引き落としの中で住民税(市・県民税)の支払い通知書みたいなものが、初めて届いてうろたえていた自分がとった行動をお伝えしたいと思います。
え、これって転職先の会社が支払ってくれるんじゃないの!?
こんな衝撃が頭をよぎった人もいるかもしれませんが、全然焦らなくて大丈夫です。
最近転職をしたり、会社員を辞めて自営業に転換した方などに参考になると思いますので、最後まで読んでみてください。
人生初の納税通知書が届いた!?
私は2020年4月に転職をして、5月から新しい職場で仕事をしています。
つまり、4月は前の会社、5月は転職先の会社から給料をもらうことになりました。
もちろんですが、一般的な会社員なので税金は給料天引きで搾取されていました。
無事新しい会社に転職ができ、5月の給料ももらってほっとしているときに、ポストにこんな通知書が投かんされていました。
実際の住民税納付通知書がこちらです。
え、自営業もしてないし、今住んでる地区の市役所じゃないし、
何か悪いことでもしたのかな!?
そんなこと考えて通知書を開封したのを覚えています。
中には約5万円をコンビニで支払いなさいという請求書が4枚入っていました。
合計20万円!!
支払いはほぼカードだし20万円もATMでおろさないといけないのかぁ
私は普段カード支払いが多く、ATMでお金をおろすなんて年に数回しかありませんのでこんなどうでもいいことを考えていました。
(ATMの手数料支払いたくない!!)
ここで少しややこしかったのが、転職をする前の同年2月に私は引っ越しもしています。
引っ越しをすると何故ややこしいのか、これは住民税の仕組み、というかルールを知らないと理解できません。
そもそも住民税とは何なのか、自分でもちょっと調べてみました。
住民税とは?
Wikipediaで住民税を調べるとこのようなことが書いてあります。
住民税(じゅうみんぜい)は、日本の税金のうち、都道府県民税と市町村民税を合わせていう語。特に、個人に対する都道府県民税と市町村民税は、地方税法に基づき市区町村が一括して賦課徴収することから、この2つを合わせて住民税と呼ぶ。
フリー百科事典Wikipedia
ちょっと難しいですよね。
簡単に言うと、自分の住んでいる地域に給料の一部を徴収されているということです。
徴収したお金は、その地域のごみ処理や緑化維持のサービスに利用されているのです。
働いている人は会社員でも、個人事業主でもアルバイトでも年間約100万円以上の給与所得がある人は全員納付する義務があります。
徴収の方法は2種類あり、一つは普通徴収。もう一つは特別徴収です。
普通徴収は今回の私のように市町村から、直接納税通知書が届くパターンです。
特別徴収は主に会社員の方で給与から自動で天引きされることで徴収されているパターンです。
一般的なサラリーマンは気にしていないと思いますが、特別徴収という国が考えた超優秀な制度で知らないうちに税金が搾取されているのですよ、、、、
そして気を付けないといけないのが、1月1日に住んでいた地域に住民税を6月~翌年5月まで支払うことになります。
めっちゃややこしい!!Σ(゚д゚ll)
これが私の頭を混乱させた主犯格です。
つまり、私は2020年1月1日時点は伊勢原市というところに住んでいたので、2020年6月1日~2021年5月31日まで伊勢原市に住民税を納めないといけないのです。
もし1月1日に海外に住所があった方は、その年の住民税はなしとなります。
特別徴収という名の裏では、会社がこんなに面倒くさいことを代替わりしてくれていたのか!と思いました。
会社員の方は会社に感謝しないとですね。
国の分かりにくい制度は気に食いませんが(笑)
住民税納付通知書が届いたらどうすればいい?
なんかややこしい制度で難しそうな請求書が届いたと思うかもしれませんが、安心してください。対処法はめっちゃ簡単です。
結論から言いますと、方法は2つあります。
1つ目は、サラリーマンであれば普通徴収から特別徴収に変更してもらいましょう。
おそらく会社の人事担当者に言えばすぐに変更できるはずです。
すみません。市役所から住民税の納付通知書がきたんですけど、給料天引きに変更できますか?
こんな感じで経理や事務の方に問い合わせればすぐに対応してくれると思います。
実際私もすぐに会社が支払うように変更してもらいました。
そうしないと年末の「確定申告」のときに会社としてもややこしいことになりますからね。
みんなが嫌いな確定申告・・・・(笑)
つまり従業員の年間の所得と納税額を会社がまとめて国に申告してくれるんです。
税金の中で住民税だけ抜けていたら従業員も自分で申告しないといけなかったり、処理する会社側もめんどくさいですよね。
2つ目はめんどくさいですが、自分で普通徴収として税金を納めることです。
その際は前述の確定申告を自分でしないといけません。
普通徴収のメリットとしては、住民税の支払い方法も多様化していて、カードやLINE payなどで支払える自治体も増えています。
皆さんお分かりのように、カードなどで支払うとポイントが付きますので、その分お得になります!
私の場合はコンビニ支払いオンリーで、現金でしか支払えませんでしたので、給料天引きにしてもらうという方法にしました。
一番注意しないといけないのは支払いを滞納してしまうことです。
税金の支払いを滞納してしまうと、利子がついて余計多くの金額を支払わないといけなくなりますので注意しましょう!
なんだか分かったような分からないような。。。。
税金の仕組みってわざと複雑にしてるんじゃないかってくらいわかり辛いですが、何か一つでも皆さんのためになることがあればうれしいです。
私もまだまだ全然詳しくないですが、少しづつ税金のことも勉強して情報発信できることがあればどんどん発信していこうと思います。
Enjoying My Life!
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