転職失敗!?知っておくべき内定通知書の年収額注意点と対策

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失敗談
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サラリーマン
サラリーマン

最近給料が上がらないし、なかなか昇給できないから転職を考えてるんだけど、本当に年収UPするのかなぁ。。。。

OLさん
OLさん

転職する前に内定通知書の内容確認がしたい。

内定通知書の年収金額について注意点があったら教えてほしい。

そんなお悩みをお抱えの方、この記事に出会ってよかったです。(^^)
年功序列という制度を無視して年収をUPさせる方法。
それが転職です。


私自身、2020年5月に7年間務めた会社を辞め、転職をしました。
内定通知書によると、100万円ほど年収がアップするはずでしたが、、
実際には年収ダウンしました↘↘


今回は年収アップに失敗してしまった理由と対策について実体験に基づいてご紹介します。

ポイントは福利厚生と賞与です。


皆さんには失敗してほしくない。
そんな思いで書きましたので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。


この記事で分かること

・内定通知書に記載された”本当の”年収金額を確認する方法
・転職先の労働条件が違っていた時の対策


実際にあった!転職後に判明した認識の不一致

サラリーマン
サラリーマン

・10年以上勤めてるのに全然給料上がらない。。。
・うちの会社はリモートワークに対応しない。。。
・ネットサーフィンしてる上司より給料低い。。。
・残業が多すぎて自分の時間が少ない。。。

日々こんな不満があり転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

私も同じような不満があり、年収UPを目指して転職をしました。

実際には、その時に勤めていた会社よりも高い年収を提示して頂いた会社に転職することができました。
それが今勤めている会社です。

ですが、入社1年目の年収はかなーり下がりしました(´;ω;`)ウゥゥ

無事入社が決まり、しばらく新しい職場で仕事をしていく中で
実際にこんなやり取りがあったんですね。

スーヒロ
スーヒロ

社員寮に入りたいんですけど。

人事部の人
人事部の人

社員寮は会社の近くに実家がある人は入れないよ

え。。。。。

スーヒロ
スーヒロ

コロナの影響がありますが、
賞与ってどれくらいもらえるんですか?

人事部の人
人事部の人

入社してから1年間は賞与出ないからね

・・・・・・・・!

スーヒロ
スーヒロ

給料から組合費が天引きされてるんですけど。

人事部の人
人事部の人

労働組合に強制加入してもらうよ。
組合費は給料の2%を給与から天引きするよ。

・・・・・・に、2%!?

スーヒロ
スーヒロ

先月の残業時間と残業代が合わないんですけど。

人事部の人
人事部の人

みなし労働という制度があって毎月一定時間サービス残業してもらうよ

スーヒロ
スーヒロ

あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁー4t8qt@[^.,g[ndf;g


出るわ出るわ、そんなの聞いてないよ~~ってやつ。

出典:鬼滅の刃


スーヒロ
スーヒロ

こんなはずじゃなかった~
とならないようにしっかり事前情報をGETしておきましょう。


内定通知書の年収額で確認しておきたいポイント

年収をUPさせたい転職の場合って必ず、現職と転職先の年収額を比較することになると思います。
その時に、年収額について確認しておきたいポイントをまとめました。


1.想定残業時間
2.賞与の支払い条件
3.給料天引きになるもの
4.福利厚生の条件
5.休日形態
スーヒロ
スーヒロ

本当の年収額は内定通知書を読んだだけでは分りません。
転職エージェントなどを通じて、採用担当者に必ず質問しましょう。


想定残業時間

内定通知書に書かれている年収額は多くの場合、想定残業時間を含めた金額で書かれています。
この想定残業時間が多いのか、少ないのかしっかり確認しておきましょう。

本当は全然残業がない部署なのに、月30時間残業を想定していたら年収額も変わってしまいますよね。

スーヒロ
スーヒロ

私の場合は転職前から「新しい職場では残業しない」と決めていました。
なので、内定通知書に書かれた残業時間は”0時間”で年収の計算をし直しました。

聞き方の例

・同じ部署の人の平均残業時間を教えてください。
・時期によって残業時間の違いはありますか?
・みなし残業はありますか?


賞与の支払い条件

一般的な会社は、賞与は年2回支払われます。

ですが内定通知書の年収額は賞与時期や査定期間とは関係なく記載されていることがあります。
ここはしっかり入社前に確認しておきたいポイントです。

1回賞与をもらえなかっただけで、年収はガクッと下がりますからね。

聞き方の例

・賞与の算定期間を教えてください。
・試用期間中は賞与の算定期間に含まれますか?
・賞与額は年度によってどれくらいの変動がありますか?


給料天引きになるもの

給料から天引きになるものは社会保険料だけではありません。

住民税や厚生年金、雇用保険料なんかは社会保険料として天引きされるのですが、
労働組合費、社員旅行積立金、財形貯蓄、制服費等も給料天引きになる可能性があります。

私が勤めている会社の場合は労働組合に強制加入しなくてはいけません。
さらに基本給料額の2%を組合費用として給料天引きされます。。。。

こんな想定外の費用もありますので、社会保険以外で給料天引きになるものは入社前にしっかり確認しておきたいですね。


聞き方の例

・社会保険料以外で給料天引きになるものを教えてください。
・手取りの給料はどれくらいになりますか?
・給与明細のモデルケースを見せてもらえませんか?


給料天引きについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。


福利厚生の条件

福利厚生には次のようなものがあります。
社員食堂、家族手当、住宅手当、交通費、特別休暇、育児休暇、資格取得手当 etc…

サラリーマン
サラリーマン

前の会社では住宅手当が出てたんだけど、転職先の会社ではないのかぁ。。。

転職先の会社ではどんな福利厚生があり、現職と比較してどれくらい差があるかを確認しておきましょう。

これも内定通知書の年収額だけでは分からない大事な要素です。

聞き方の例

・有給取得率はどれくらいですか?
・社員寮を利用できる条件はありますか?
・私の場合○○補助はもらえますか?


休日形態

休日形態(労働条件)を事前に確認しておくこともとても重要です。
ここで確認したいのは、年間にどれくらい休日があるのかです。

サラリーマン
サラリーマン

あれ、でも休日形態って年収と関係ないんじゃないの?

確かに年収と直接関係ありませんが、「時間単価」という考え方で勤務時間に対する年収を把握することは大事です。

例えば、
A:年間勤務日数が250日で年収500万円の会社
B:年間勤務日数が300日で年収520万円の会社
があったとします。

Aの会社は500万円÷250日=2万円/日
Bの会社は520万円÷300日=1.7万円/日
となります。
Aの会社の方が、年収は低いけど「時間単価」は高くなるのです。

日給換算


日本にある会社の年間休日日数と有給取得日数の平均は以下のようになっています。

■年間休日日数・・・110日

■有給取得日数・・・10日間(年間)

厚生労働省「令和3年年就労条件総合調査」より


また、週休2日制と書いてあっても
🌀祝日は休みにならない
🌀土曜出勤が月に1回ある
🌀本社と支店で休日日数が違う

こんなことはよくあるので、事前に必ず確認してください。

聞き方の例

・配属部署の年間休日日数はどれくらいですか?
・配属部署の社員の有給平均取得日数を教えてください。
・週休2日制とは土日休みのことですか?


スーヒロ
スーヒロ

・福利厚生
・賞与がいつからもらえるか
・社会保障以外に支払う費用
・休日、残業の規則
この辺りはしっかり転職前にリサーチしておきたいですね。


内定通知書の年収が違う時の対処法は?

今回の私の事例のように、内定が決まって入社した後に年収が思っていた条件と違った場合の対処法はあるのでしょうか。

結論から言うと、自分で会社側と交渉するしかありません。



サラリーマン
サラリーマン

自分で交渉するって言ってもなんて言えばいいか分からないよ~
その後の仕事に影響しないか不安・・・

こんな人は次のように間接的に会社に申し出る方法もあります。

・労働組合に相談する
・会社と契約してる弁護士に相談する
・目安箱に投かんする
・労働基準監督署に報告する
 ※内定通知書や労働条件通知書などの書類が必要です。


会社に相談しても改善がない場合は退職を検討しましょう。
退職の申し出が難しい場合は退職代行を活用するのもおすすめです。


スーヒロ
スーヒロ

入社後の交渉は難しいけど、入社前によく確認することでこういう失敗は避けることができます。

次に入社前にチェックしたい労働条件の確認方法について紹介します。


入社前に確認するべき労働条件の確認方法3選

内定通知書の年収や労働条件は確実に入社前に確認しましょう。

今回私の失敗から学んだ入社前に確認するポイントを紹介します。


ポイントは次の3つです。

内定通知書の確認ポイント

1.内定通知書はデータでもらう
2.口コミをフル活用する
3.先輩社員に直接聞く

ひとつずつ説明していきます。


1.内定通知書はデータでもらう

内定通知書や労働条件が書かれた資料はデータでもらいましょう。
分からないことがあれば納得するまで、転職エージェントやコンサルタントの方に聞いたり、企業に直接問い合わせてください。


僕が活用したおすすめの転職エージェントは、マイナビエージェントとDODAです。
どちらもすべて無料で内定後のサポートまで丁寧に対応してくれました。

\まずはWeb面談から/
\最短3分で登録完了/
スーヒロ
スーヒロ

転職エージェントでは年収の交渉もしてもらえます。

入社予定の会社と交渉するのは気が引ける・・・
そんな方はぜひ活用してください。


2.会社口コミサイトをフル活用

企業分析の際に口コミサイトを確認すると思いますが、内定が出た後も口コミサイトをよーく確認しましょう

実際にその会社を辞めていく社員が口コミを書いているので、社風や不満が嘘偽りなく書かれています。

個人的におすすめなサイトは「Open Work」です。
色々な口コミサイトがありますが、「Open Work」が一番口コミ数が多くて、見やすいです。

スーヒロ
スーヒロ

まず、自分の勤めている会社の口コミを書かないと見れないので、
口コミを提供した後にフル活用するのがおすすめです。

会社口コミサイト Open Work


3.先輩社員に直接聞く

転職する際に、先輩社員と話す機会を設けてもらうのがとても効果的です。
自分が配属される予定の部署の先輩だと尚いい情報がもらえると思います。

サラリーマン
サラリーマン

採用担当の人はこんなこと言ってたんですが、実際どうですか?
働き方で不満とかありますか?
何でこの会社で働こうと思ったんですか?

こんな感じで質問すると意外と素直に答えてくれます。

転職エージェントやコンサルタントを通じて企業側にお願いすると、案外応じてくれます。
私も実際に先輩社員と入社前のZoom面談を実施しました。

自分の人生にとって大事な選択だからこそ、こだわりを持ってとことんリサーチしましょう。


まとめ:内定通知書の中身を確認して後悔のない転職を

今回は私の失敗経験をもとに、転職に関する情報をお伝えしました。
最後にもう一度まとめを確認しましょう。

【私の失敗】
・初年度の年収がそれほど上がらなかった。
・内定通知書の事前確認が不足していた。

【内定通知書の確認ポイント】
1.想定残業時間
2.賞与の支払い条件
3.給料天引きになるもの
4.福利厚生の条件
5.休日形態

【内定通知書の条件と違う時の対処法】
・内定通知書をデータでもらってよく確認
・会社口コミをフル活用
・先輩社員に直接聞く


転職は人生にかかわる大事な選択なのに、あまり周りに相談できる人少ないですよね。
私も同じ状況で転職活動をしていました。

今回の記事を書くにあたって参考にした本をご紹介します。

・良いエージェントと悪いエージェントの見分け方
・こんな転職先は避けた方がいい!
・自分が転職先で活躍できるか確認したい
・自分の強みと強みの生かし方
・好きなことを見つける方法


こんなことがすべて1冊の本で学ぶことができます。
少なくとも転職活動で大失敗をすることは避けられると思いますので、ぜひ手に取って読んでみてください。

しっかり準備してリサーチすればきっと人生が豊かになる選択ができます。

今後もこの記事では皆さんに有用な情報を発信して、少しでも豊かな人生の手助けをしていきたいと思います。

記事に関する感想や、ためになったよ!などのお声がありましたらコメントも頂けると嬉しいです。

それでは!
Enjoying My Life!

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