2019年11月22日に新型コロナウイルスの症状が中国武漢で発見され、2020年1月31日にWHOが緊急事態宣言を発令した。
そして今現在も日本では緊急事態宣言の延長で外出自粛期間が続いている。
そんな渦中、私は7年間勤めた会社を辞め新しい仕事を探すため、転職活動をしていました。
なんて呑気で危険を顧みないことしてるんだろう、、、、
と思われた方もたくさんいると思います。
けれどもこんな時期に転職活動をしたのにはちゃんとした理由があり、
こんな時期だからこそ発見できなことも多くありました。
そこで、今回は以下の内容で私の転職活動について記事を書きたいと思います。
①なぜこの時期に転職をしたのか
②転職活動をした結果どうなったか
③これから転職活動をする人はどうするのがおすすめか
私の年収や、実際に面接で使用していた自己紹介テンプレートも惜しみなく公開しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜこの時期転職をしたのか
最初に私のプロフィールを話しておきます。
私は理系の4年生大学を卒業後、新卒として自動車関連のメーカに就職しました。
大学院に進まなかった理由は、大学院の研究室で専門知識を得るよりも、いち早く社会人になって社会人としてのスキルを身に着けたいと思っていたからです。
また、自動車関連のメーカに就職した理由は、単純に車が好きだったこととと、
自動車業界が日本のものづくり産業をけん引していると思っていたからです。
この辺は実際の面接ではもう少し突っ込んで聞かれるのですが、ここではプロフィールの簡略ということで割愛します。
就職後、生産技術部として同じ部署で7年間業務をしてきました。
正直勤めていた会社は一部上場企業だし、福利厚生も整っためっちゃホワイト企業でした。
そんな私がなぜ転職をしようと思ったのか、理由は3つあります。
1つ目の理由は、年収をUPさせたかったからです。
生々しい話なんですがこれがダントツの理由ですね(笑)
転職活動をする1年くらい前に、会社の同期が転職していました。
なんで転職したのか聞くと、
この会社給料低いんだもん!!
そんなことを愚痴ってるのを思い出しました。
当時の私の年収は、7年目で450万くらいです。
残業は月3時間ほどしかしていませんでしたが、確かに平均的な数字で多くはありませんでした。
それでも同期は残業月50時間ほどしている人もいて、それだけで年収100万くらい差があります。
残業をせずに効率的に仕事をしているのに、残業している人より給料が少ない。
このサラリーマンとしての永遠の七不思議も少なからず私の背中を押していたのだと思います。
そして何より、残業をしないとそれなりの給料がもらえない社内の体制に危機感を感じました。
2つ目の理由は、ずっと同じ会社でずっと同じ仕事していていいのか?
キャリア的な不安があったからです。
例えば、あなたがイタリア料理店を経営していたとします。
料理人が足りなくて、もう一人追加で採用するとき、日本料理店一筋の職人さんと、フレンチ店や中華料理店、居酒屋の厨房を経験した職人さんのどちらを採用したいと思いますか?
・・・・ちょっとたとえがわかりづらいですが(笑)、私は仕事においてもたくさんの経験がある方が有利だと思います。
つまり、フレンチも中華も居酒屋のちょっとしたおつまみも作れる料理人さんの方が、多くの人から必要とされるだろう!と考えました。
もちろんちょっとかじっただけでスキルがないと意味がないんですけど。
何か一つのスキルに特化しているより、幅広い分野のスキルを身に着けた方がいいって思ったんだね!!
今の自分の経験やスキルが新しい会社の希少価値になればそれだけで転職する意味ってすごい大きいと思います。
3つ目の理由は、コロナウイルスがここまで蔓延すると思わなかったからです。
これは、、、もっともですよね。(笑)
私が転職活動を開始したのが2020年1月4日からなんですが、コロナウイルスってまだ他人事だったんですよ。
コロナウイルスだからライバルが減って採用されやすいとかいう考えは全くありませんでした。
圧倒的にこの時期の転職はおすすめしません。
なのになぜこんな記事を書いたのかって?
こんな大変な時期に転職をした人もいるんだなぁって、温かい目で見守ってくださると幸いです。(笑)
転職した結果どうなった?
結果から言います。転職した結果年収UPすることに成功しました😃
もう少し詳細を話しますと、転職エージェントを利用して転職活動をしました。
私の場合は大手マイナビエージェントとDODAを利用しました。
転職初級者は圧倒的に転職エージェントを利用することがおすすめです。
転職絵エージェントの主なメリットは下記です。
- 履歴書や職務経歴書を添削してくれる
- 自分のスキルや希望に合った転職先を紹介してくれる
- 面接の日程交渉をしてくれる
- 面接のコツを教えてくれる
- 内定先の入社日や年収の交渉をしてくれる
- 利用料金は完全無料
上記がエージェントのいいところですが、どうしても担当者によって対応が異なってしまいますので、どんな担当者になるか運次第みたいなところもあります。
リセマラじゃないけど、自分に合わない担当者に当たった場合は、担当者の変更をすることをお勧めします。
エージェント経由で私は70~80社ほど求人を紹介してもらいました。
その中から20社くらいにエントリーしました。
エントリーとはこの会社の面接を受けるために履歴書と職務経歴書を送ることです。
そして実際に6社面接まで進み、2社内定をもらうことができました。
内定をもらった会社は物流のIT構築エンジニアと住宅の建材メーカの設備開発エンジニアです。
最終的には今後の需要が高まり売り上げも安定している建材メーカに転職することになりました。
転職活動期間はサイトに登録してから内定をもらうまで約2か月半くらいです。
肝心の年収は450万→520万までUPすることができました。
【転職活動をしてみての感想】
〇こんな時期だけど求人数が思ったより多数存在していた。
〇今までの自分の仕事内容を見直し棚卸することができた。
〇現職を続けながらでも、有給や半休をうまく利用すれば転職活動が可能。
※ただし仕事終わりや土日は企業研究や志望理由を考えたりする時間でいっぱいになります。
〇思っていたより年収がUPした!
→転職をしただけで月当たり5万円給料UPしました。
これから転職する人におすすめの方法
まずは自分が転職すべきか判断しましょう。
今の仕事が大好きでもらっている給料にも満足している、特に仕事に対して不満がない人は転職する必要ないと思います。
ですが、エージェントに相談するだけで、世の中で必要とされているスキルや業界の流行などを教えてくれますので、少しでも興味を持った方はエージェントに登録することをお勧めします。
正直今の時期に転職活動を始めようとする方は少ないと思いますし、私もお勧めしません。
ですが、定期的に自分の仕事を見直したり業界について調べることがとても重要と思います。
まずは今までの職務内容をまとめて、自分がどんなスキルがあるのかまとめておくことがいいと思います。
最後になりましたが、私が面接のときにほぼ毎回使っていた最初の自己紹介テンプレートを紹介します。丸々コピーは通用しないと思いますが、参考にしてみるといいかもしれません。
改めまして、○○○○(名前)です。本日はよろしくお願いします。
私は理系の大学を卒業後今の□□株式会社に△△部として入社し7年勤めています。
その部署では___の手配や___の業務を国内・海外向けに行っていました。
国内向けに関しては_____のような業務も行っておりました。
私の場合は国内8割に対して海外2割の割合で業務を実施していました。
具体的には今までに新規設備の導入を〇台、改造や移設を〇〇ライン経験しています。
御社では______の知識・経験を生かしていきたいと思っています。
以上で自己紹介を終わります。
自己紹介を話すときのコツはにこやかに、ゆっくり、大きな声で話すことです。
たくさん面接をして面接官の反応を見たり、色々試行錯誤しましたが長さも内容のボリュームも上記くらいがちょうどいいと思います。
人生の大部分を過ごす会社ですので、よく考えて転職活動したいですね。
ではでは。皆さんの活動を応援しています。
Enjoying My Life!
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