仕事をする上で大切にしてることってありますか?
私はいくつかあるのですが、その中でも1番大切にしてることを皆さんにお伝えしたいと思います。
この考えを頭に入れ仕事をすることで、以前よりも仕事の満足度が高まり仕事の本質を見つめ、楽しさがいっそうより大きくなりました。
もし、学生でアルバイトをしている方がいたらこの考えを取り入れてバイトに取り組むことで、お金を稼ぐことの大変さや楽しさが増すと思います。
(こんな考えでバイトをしている人がいたら、もうそこで就職しようとしている人かもしれませんが!)
これは以前の職場で先輩に教えてもらった考え方です。
それは『三方良し』という考え方です。
三方良しとは江戸時代からある言葉で、
語源のルーツは近江商人が使っていたとされています。
承認や経営者には必須にして最重要、超有名な言葉で
企業理念にこの言葉を使っている会社もあるほどです。
三方良しとは、”相手” にとっても ”自分” にとっても ”世の中” にとっても利益があるという考え方です。
この三方がお互いに利益になるように商売をする、仕事をするよう心がけることです。
この考えを初めて教えてもらったとき、私はなぜ会社で働いているのか、なぜこんな仕事をしなくてはいけないのか、もっと言えば、なぜ仕事をしながら生きていかなければいけないのか
そんな答えを導いてくれるかのように光が少し照らされました。
仕事でこの言葉を使うときは、”世の中” の部分を第三者に当てはめて考えます。
例えばあなたが飲食店を経営をしていたとします。
料理を提供するとき、多くの方はお客さんを第一に考えていますよね。
おいしい料理をお客さんが食べてくれて、お金をいただいて「美味しかったです。」と言われ自分も感化する。
けれどこれでは経営者としては二流なんです。
一流の経営者は ”自分のお店” と ”お客さん” と食材を仕入れてる ”卸売業者” の利益も考えています。
お客さんと、自分と、食材をくれる業者、
この三方の互恵関係をいつも考えて料理を提供しているのです。
それが一流。
まさにどんな仕事の場面にも使える思考です!
もしあなたが車のディーラだったら、”お客さん”と”ディーラ店”と”カーメーカ”
もし塾の講師だったら、”生徒”と”講師”と”親御さん”
もし映画監督だったら、”映画製作会社”と”お客さん”と”キャスト”
もし農家だったら、”牛”と”農家”と”牛乳を飲む人”
もし主婦だったら、”主婦”と”旦那”と”子供”
もし宇宙飛行士だったら、”宇宙”と”月”と”太陽”と
もし詩人だったら、”小鳥”と”鈴”と”私”と
・・・・最後の方はどうかわからないけど、こんな感じでなんにでも当てはめることができます。
もしあなたが今、何を目標に頑張ればいいか分からないとき、
誰のために仕事をしているか分からなくなったとき、ぜひ頭に蘇らせてほしいと思います。
三方良し!とても大事で、日本に伝わる風化させてはいけない考え方だと思います。
いつかくじけそうになった時
三方良し
泣きたくなった時
三方良し
3時間の映画を見て何も感じなかったとき
三方良し
とてもいい言葉です。
Enjoying My Life!
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