
楽天モバイルの通話アプリ「RakutenLink」って本当にデータ通信無制限なの?

デュアルSIMで楽天モバイルを通話専用にするときの注意点を知りたい!
こんな人のための記事です。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅶは楽天リンク(通話アプリ)使用で通話料が無料です。
このプランを利用して、
データ通信を他社プラン+音声通信を楽天モバイルにしようと考えている人、運用している方がいるのではないでしょうか。

楽天モバイルをデュアルSIM運用している人は気を付けないと、知らないうちにデータ消費をしていることになります。
その原因としては、通話アプリ「楽天リンク」がデータ消費をしてしまっているからです。
楽天モバイルをデュアルSIM運用する際に注意するべき点は、楽天リンクがデータ通信を利用して通話するアプリだということ。
この記事では
① 楽天リンクがデータ消費している理由
② 楽天リンクのデータ消費量 【1時間30MB】
③ デュアルSIMを選ぶ際の注意点
について解説します。
これからデュアルSIM運用しようとしている、すでにデュアルSIM運用をしている、どちらの方にも確認してほしい内容です。
2022年5月13日に楽天モバイルから7月1日以降の料金プラン変更に関する発表がありました。
料金プランについての最新情報は「楽天モバイル公式HP」をご確認ください。
楽天リンクの仕組み・データ消費する理由


楽天リンクは楽天モバイル契約者専用の無料通話アプリです。
楽天モバイルのデータ通信で通話するときは通信量がカウントされないのですが、他社SIMのデータ通信で通話をすると通信量が消費されてしまいます。

ええ!
楽天リンクってデータカウントされないんじゃないの!?
たしかに楽天モバイル公式ホームページにも下記のような記載があります。

Rakuten Linkアプリを利用した際のデータ通信は、パートナー回線エリアの高速データ容量としてカウントせず、高速データ容量を超えた場合でも速度制限なくご利用いただけます。
楽天モバイルHP
でもよく見てください。
「データ容量としてカウントしない」と書かれていますが、「データ消費しない」とは書かれていません。
楽天リンクは、RCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)というデータ通信を利用して通話するシステムです。
RCSは他社のSIMやWi-Fiで通信データをすると、他社のSIM・Wi-Fiの方でデータ消費される仕組みです。
RSCについて詳しくはこちらのページをご確認ください。

データ通信量がカウントされないのは楽天回線でデータ通信を行っていた場合ってことですね。
※フリーWi-Fi環境でもデータ通信量はかかりません。
楽天リンクがデータ通信を利用している根拠

でも、楽天リンクは本当にデータ消費しているの!?
どうやったら調べられる?
調べ方は簡単です。
機内モードにするか、モバイルデータ通信をOFFにしてください。
そして、Wi-Fiつないで楽天リンクから発信をしてみてください。

楽天リンクが電話通信を使用している場合は、モバイルデータ通信がOFFなので発信できないはずです。
しかし、この状態でも発信し通話することができました。
つまり、楽天回線が圏外でもWi-FiやデュアルSIMで別のデータ通信ができる状態であれば、楽天リンクで通話ができるということになります。

下の図で、オレンジ色の矢印はデータ通信を使用しているってことですね。

楽天リンクは何ギカデータ消費する?

楽天リンク通話時のデータ消費量は以下の方法で調べることができます。
上記の方法で測定をしてみたところ、1分間0.5MBのデータ消費量でした。
1時間通話し続けても30MB。

思ったよりかなり少なかったです。
※通話環境や相手の声量など通話環境などでデータ消費量は変化しますので、あくまで参考値としてください。
他にもYouTubeで実験されている方がいましたので、こちらも参考にしてみてください。

日本でよく使われているLINE電話はどれくらいのデータ消費量なの?
以下がLINE電話のデータ消費量になります。
楽天リンクで通話しているときのデータ消費量と同じくらいですね。
通話時間 | ![]() 音声通話 | ![]() ビデオ通話 | ![]() 楽天リンク |
---|---|---|---|
1分 | 0.3MB | 5.1MB | 0.5MB |
10分 | 3MB | 51MB | 5MB |
30分 | 9MB | 153MB | 15MB |
60分 | 18MB | 307MB | 30MB |

通話やビデオ電話を1時間以上する方は、データ消費量に注意が必要ですね!
楽天モバイルでデュアルSIMを選ぶ際の注意点

先ほど、楽天リンクはデータ通信量を使用して通話するアプリということを解説しました。
デュアルSIM運用を考えている場合は、この楽天リンクのデータ消費量を考慮してサブ回線を選んでください。
デュアルSIM運用を考えている人ははほとんどの場合、
楽天モバイル=
通話専用SIM
他社のSIM=
データ専用SIM
を選択することになります。
楽天リンクが無料で通話し放題だからですね。
この時に、他社のSIMは楽天リンクで通話した分のデータも消費することになります。


楽天リンクを使えば通話代は無料になりますが、サブ回線の方でデータ消費するので気を付けましょう!
デュアルSIMはこんな人におすすめ
Rakuten UN-LIMIT VIならデータ使用量1GB未満で、通話し放題+月額料金0円で利用できます。
楽天モバイルと他社SIMのデータプランを併用してスマホ料金を最安にすることができます。
・パートナー回線エリアに住んでいる
・自宅にWi-Fi環境がない
・データ通信を月3GB以上使用する
・デュアルSIM対応端末を使っている
・楽天ポイントをよく使う
デュアルSIMのメリット・デメリットについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
最強の組み合わせは「楽天モバイル×IIJ mio」

データ専用SIMを選ぶ際に価格と品質面で選ぶのなら断然「IIJ mio」です。
IIJ mioの月額料金一覧(税込み)
プラン (ドコモ回線) | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
---|---|---|---|---|---|
データ通信のみ (物理SIM) | 748円 | 968円 | 1,408円 | 1,738円 | 1,958円 |
データ通信のみ (eSIM) | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
eSIMで契約すると、物理SIMより月額料金が安くなります。
IIJ mioは国内大手格安SIM会社で、データ専用SIMプランはドコモの回線を使用しています。
今ならMNP転出料と解約料無料。
さらに初期契約手数料半額キャンペーン中です。(1,650円)

データプランが細かく選べるのは嬉しいね!
楽天回線がつながらなくなった時の心配もなくなる!
ドコモを使っていたころに比べると通信速度のばらつきが時間帯で大きいとは思う。
ギガプラン 2GB docomo回線 音声通話SIM スマートフォン / ZenFone Max (M1) SIMフリー
だけど価格差を考えれば十分に満足。
テレワークなどで自宅にいることが増えて、外で使うのは家族や友人とのちょっとした連絡くらいだという人は「2GB+音声通話で780円」は朗報だと思う。
ファミリーシェアとかを利用しないで、3GBのシンプルプランのみでしたら、比較的わかりやすい。
シンプルプラン 3GB docomo回線 音声通話SIM スマートフォン / OPPO AX7 SIMフリー
使用できる端末も多く、通信品質も普通~ちょっといいぐらいのレベルを長期間維持して頂いている点はいい点です。
キャリアと変らない速度だと思います。
ストレス無し!!!
シンプルプラン 3GB docomo回線 音声通話SIM スマートフォン / iPhone 8 64GB docomo
引用元:価格.com
デュアルSIM運用で、物理SIMにするかeSIMにするか迷ったらこちらの記事を参考にしてください。
eSIMと物理SIMどっちがお得?iPhone向けラクの選び方
まとめ デュアルSIM選定は楽天リンクのデータ消費量も考慮しよう

今回は「楽天リンクのデータ消費量とデュアルSIMにする際の注意点」を解説しました。
この記事をすべて把握すれば、デュアルSIM運用でも不意なデータ消費に悩まなくて済むようになります。
今回の記事をまとめると以下のようになります。
楽天モバイルはデュアルSIM運用をすることで、メリットを最大限に活用できます。
スマホ通信を安く・快適に利用できるよう、日々最新情報をチェックしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が皆様の豊かなスマホライフにつながれば幸いです。
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